省力・低コストな苗大量生産技術の開発

課題名 省力・低コストな苗大量生産技術の開発
課題番号 2011018631
研究期間 2010-2011
年度 2011
摘要 1 「良質苗生産技術の開発」(1)施肥作業では、基肥として70日タイプの緩効性肥料を使うことで、慣行並みに高い活着率を維持しながら、追肥に係る作業を省力化することができた。(2)鉢上げ法による挿し芽では、1日5分間のミスト散水を3回行うことで、活着を促進して苗の生存率を高めることができた。(3)育苗培地では、市販培地にモミ殻くん炭を混合することで、活着率を高めるとともに、資材費の低コスト化を図ることができた。(4)花芽分化促進では、バッグ育苗した苗に15℃・8時間日長の夜冷短日処理を行うことで、慣行より1ヶ月早い8月下旬に花芽分化させることができ、定植の早期化による収量増加が可能となった。2 「経営評価」(1)収穫物当たりの労働時間は、二段階採苗、鉢上げ法および基肥施用などを取り入れた育苗体系とすることで、慣行より5割削減することができた。(2)収穫物当たりの育苗経費は、市販培地にモミ殻くん炭を5割混合した培地を使うことで、慣行より14%削減することができた。
カテゴリ 肥料 育苗 経営管理 栽培技術 省力化 施肥 低コスト

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