有機野菜栽培圃場における植物寄生性線虫密度抑制機構の解明

課題名 有機野菜栽培圃場における植物寄生性線虫密度抑制機構の解明
課題番号 2011019385
研究期間 2009-2013
年度 2011
摘要 有機農法の実践と植物寄生性線虫に対する密度抑止性との関連性を評価するため、多数の有機農家圃場の線虫相を調査し、慣行圃場の線虫相との比較を行った。また、有機農法に適したキタネグサレセンチュウ防除対策を確立するため、対抗植物エン麦野生種の線虫密度低減効果を有機農家圃場で検証した。その結果、有機農家圃場ではキタネグサレセンチュウが普遍的に発生している実態が明らかになった。また、エン麦野生種の栽培によりキタネグサレセンチュウ密度を平均80~90%低減できることを確認した。しかし、雑草の生育量が多い場合には、その量の応じて低減効果が減衰することが明らかになった。雑草の根で線虫が増えるためにエン麦野生種による低減効果が相対的に減少すると考えられ、高い防除効果を得るには雑草抑制が重要であると考えられた。
カテゴリ 病害虫 えん麦 雑草 防除 野菜栽培

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