温暖化により発生地域の増加が予想される冠さび病に抵抗性を持つイタリアンライグラス品種の育成

課題名 温暖化により発生地域の増加が予想される冠さび病に抵抗性を持つイタリアンライグラス品種の育成
課題番号 2011019450
研究期間 2011-2014
年度 2011
摘要 2倍体早生系統については、冠さび抵抗性検定、DNAマーカーおよび圃場で選抜したHAR-P2(14系統)および抵抗性検定と DNAマーカーで選抜し世代促進を行なったHAR-G4(5系統)から、 6遺伝子7系統を選抜した。選抜した各系統について、抵抗性5個体と「はたあおば」個体との交配により5系統のHAR-P3および2系統のHAR-G5を得た。圃場での各形質は、HAR-P2およびHAR-G4いずれも「はたあおば」に近く、背景品種への戻し交雑の方法としては表現型の選抜を行う方法と世代促進を用いる方法のいずれもが有効であると考えられた。 4倍体中晩生系統については冠さび病主働抵抗性遺伝子LmPc3を持つ「イタリアンライグラス中間母本農2号」をコルヒチン処理した個体に「ヒタチヒカリ」を交雑し、後代から抵抗性で4倍体の個体を選抜した。さらに「ヒタチヒカリ」と交配して得られたBC1F1は、1系統を除いて冠さび病抵抗性が1:1に分離した。さらにその他の3抵抗性遺伝子(LmPc1, LmPc4, LpPc4)について、同様にコルヒチン処理により倍加個体を得て、これらを花粉親として「ヒタチヒカリ」と交配し、F1個体を得た。
カテゴリ イタリアンライグラス DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性検定 品種

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