地域ブランド確立を目指したリーキの栽培法確立

課題名 地域ブランド確立を目指したリーキの栽培法確立
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
研究分担 研究部・地域技術グループ
研究部・生産環境グループ
研究期間 新H23-25
年度 2011
摘要 目的:道南地域への新規作物導入を目的として、リーキの品種特性を明らかにするとともに、栽培法を確立し、その栄養成分および機能性成分を明らかにする。 
、成果:(1)リーキ品種「ポワロ」は、標準品種「ポトフ」に比べ、葉鞘の地際近くがやや膨らんだ形状であった。(2)リーキは、ロングピッチのチェーンポットによる定植が可能であった。収穫機使用時は、作業機の後方で、株の倒れる向きを揃える補助者が必要であった。(3)栽植密度が高いほど、調製収量が増加するが、調整後1本重および葉鞘径が低下した。(4)ベタ掛け資材区は、定植後の生育が優れ、収穫時の葉鞘径も太かったが、病害等による欠株が多く、低収であった。(5)8月末から9月中旬の間に細菌性の腐敗症状が多発し、罹病株の一部は収穫時までに枯死し調製株率を大きく低下させた。(6)窒素施肥量が多い処理区ほど調製株率が低く、欠株の原因は細菌性の腐敗症状によるものと推察された。全量基肥区は、基肥+追肥区に比べて葉鞘径が細く、1本重が劣った。基肥+追肥区のうち、N20区はN30区に比べて収量が多いものの、葉鞘径5cm以上の割合が低かった。N30区は葉鞘径5cm以上の割合が高いが、調製株率が低いためにN20区に比べて収量が劣った。(7)リーキのイヌリン含有率は、いずれの処理区もねぎの2.3~2.8倍と高く、部位別では葉鞘下部>葉鞘上部>葉身部の順に高かった。
カテゴリ 機能性成分 栽培技術 収穫機 施肥 地域ブランド ねぎ 品種

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