課題名 | イムノクロマト法による作物体カドミウム濃度の簡易測定の適用性検証 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場 |
研究分担 |
研究部・生産環境グループ |
研究期間 | 継H23-24 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:イムノクロマト法による道産作物のカドミウム濃度の簡易測定を行い、同法の国際基準値に対するスクリーニング技術としての適用性を検証する。併せて、にんじんや大豆の栽培期間中の茎葉測定による可食部カドミウム濃度の収穫前予測にこの手法を応用する。 、成果:(1)玄米の測定値は従来法、イムノクロマト法(固液比1:10)ともに検出限界未満であった。大豆、ほうれんそう、にんじん(固液比1:20)ではイムノクロマト法の測定値は従来法の5割程度であった。(2)にんじん(根部)では固液比が1:20~40での測定が可能で、手振とうと機械振とうでは同程度の測定値であった。固液比1:40ではほぼ従来法と同程度の値を示した。(3)大豆莢は固液比1:20では従来法の値に近かった。固液比1:20で30分間の機械振とうと1分間の手振とうとを比較した結果、両者のイムノクロマト分析値はほぼ同等であった。 |
カテゴリ | 簡易測定 大豆 にんじん ほうれんそう |