寒冷地に適応した低コスト太陽光利用型植物工場の開発

課題名 寒冷地に適応した低コスト太陽光利用型植物工場の開発
研究機関名 地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所
研究分担 植物工場プロジェクトチーム
研究期間 完H22~23
年度 2011
摘要 目的:企業や大学との共同研究により、北国に適した植物工場を普及拡大するために必要な新技術の開発を行う。
、結果:(1)高断熱ハウスの開発では、プリズムフィルムを太陽光・人工光併用型植物工場に展張し、自然光2重フィルムとの比較試験を実施した結果、夏季においてはハウス内気温が下がり、リーフレタス等の生育が良好であった。(2)低コスト養液栽培システムの開発では、葉菜用システム、イチゴでは籾がらと肥効調節型肥料を利用した簡易栽培法により、30%程度のコスト削減を実現した。(3)生育に応じた光制御による高品質・付加価値・生産調整技術の確立では、イチゴ用のLED移動照射システムを開発した。実際に四季成りイチゴ「なつあかり」に照射した結果、生育、収量、果実品質の向上が認められた。(4)電力線通信を用いた生育環境及びエネルギー制御技術の開発では、電力線通信(PLC)と既存のユビキタス環境制御システム(UECS)と融合させることが可能となった。(5)自然エネルギー活用等によるエネルギーコストの節減では、80m、40m、水平ループ(1.5m深)地中熱利用による暖房エネルギーを比較した結果、80mのランニングコストが最も低い値を示した。
カテゴリ 肥料 いちご 環境制御 コスト 低コスト 養液栽培 リーフレタス

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