| 課題名 | 津波被害水田の復旧に係わる調査研究 |
|---|---|
| 研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所 |
| 研究分担 |
生産環境部 |
| 研究期間 | 継H23~24 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 目的:東日本大震災の津波による被害(塩害)を受けた水田において、水稲の生育及び収量の結果と土壌に及ぼす影響を確認し、除塩技術向上のための基礎資料を得る。 、結果:現地(おいらせ町明神川地区)水田ほ場の調査結果より、被害水田の初期生育は劣ったが、収量・品質では同等からやや劣る程度に回復した。除塩処理の効果は、ほ場によって土壌排水の良否によって変化すると考えられ、作土層以下の土壌状態の確認によって判断する必要があると考えられた。土壌ECは、栽培後には低下する傾向にあったが、ナトリウムの残存は認められ、それによって水稲のカリ吸収の抑制や土壌物理性の悪化も懸念されるため、今後石灰資材投入による除塩を必要としていると考えられた。ポット試験の結果より、除塩の効果は代掻き後の田面水排水に比べて、暗渠等による縦浸透による排水が効果が高いことが示唆された。石灰資材の効果は、ナトリウム除去に関して判然としなかったが、除塩処理による石灰和度の低下が認められたことから、土づくりとして資材施用の必要性があると考えられた。苦土炭カル施用は苦土の過剰、石こう施用は石灰飽和度の上昇に他の石灰資材に比べて多くの施用量が必要なことやりん酸や硫黄の蓄積も懸念された。 |
| カテゴリ | 土づくり 水田 水稲 |