課題名 | 野菜・花きの難防除病害虫に対する環境にやさしい被害軽減・防除技術 、 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所 |
研究分担 |
病虫部 |
研究期間 | 継H20~25 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:農薬による土壌消毒を行っても防除が難しい野菜類の土壌病害を対象に、転炉スラグを用いた土壌酸性改良やナス台木接ぎ木による被害軽減技術を確立する。また、温暖化等により突発的に発生する暖地性害虫に対して、多発生を予測する技術を開発し、スイートコーンのオオタバコガ等については効率的防除技術を確立する。更に、LED等の光を利用した病害虫防除技術を確立する。 、結果:(1)夏期高温下では土壌酸性改良(転炉スラグ)単独でもレタス根腐病による地上部被害は減るが根部被害は減りにくかった。本病(県内初確認)の被害の特徴、病原菌レースの種類、耕種的防除対策を明らかにした。(2)各種ナス台穂木品種の違いでトマトかいよう病の罹病化がなく、防除効果が高いことを明らかにした。(3)オオタバコガは本県で年3回発生し、露地での越冬はほとんどなかった。スイートコーンでは絹糸がでる頃にアファーム乳剤を散布すると、防除効果が高いことを明らかにした。(4)各種LED照射トマトにおいて、灰色かび病発病程度に差は無かった。また、照射個体における病害抵抗性関連遺伝子の発現増加も認められなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 台木 接ぎ木 土壌消毒 トマト なす 農薬 病害虫防除 病害抵抗性 品種 防除 |