課題名 | 被害リスクに応じたウリ科野菜ホモプシス根腐病の総合防除技術の確立 |
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研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究分担 |
園芸環境部 |
研究期間 | 継H22~24 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的: 、 防除の難しい土壌病害であるキュウリホモプシス根腐病における土壌還元消毒の効果の検討と,総合的防除技術の確立を目指す。 、 、期待される成果: 、 被害リスク推定手法の確立については、被害が発生していない圃場の汚染の有無を効率的に検出可能とするとともに、汚染圃場では作付けした場合の被害リスクを生産者レベルで簡便に明らかにすることが目標である。リスクに応じた防除技術の開発については、被害リスクが低い汚染圃場において既存技術である土壌くん蒸のコスト(10万円/10a)より安価で取り組みやすい防除手段(概ね5万円/10a)の開発を目標とする。また、近年被害が広がりつつある施設キュウリやメロンでの有効性を検討し、これらにも活用可能とすることも目標である。さらに、開発した個々の手法については現地圃場試験でその有効性を明らかにするとともに、それらを体系化して普及を計るためのマニュアルを作成する。土壌くん蒸剤よりもコストが低く耕種的・生物的な手法を主体とした防除技術を開発して適用可能とすることにより、生産者は安定的なウリ科野菜生産が可能となり、東北地域のウリ科野菜の持続的な生産が確保される。 、 |
カテゴリ | きゅうり コスト 総合防除技術 土壌くん蒸 根腐病 防除 メロン |