課題名 | 紀州うめの次世代ブランド強化技術の開発 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場うめ研究所 |
研究分担 |
うめ研究所 |
研究期間 | 継H21~ 、25年 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:うめ産地の持続的な発展を支援するため、温暖化対策技術や梅干しの高品質化技術、県育成新品種の産地化技術の開発を行う。 、成果:(1)ライシメーター堀上樹のウメ樹体中の無機成分は、夏季にカルシウム、カリウムが多く、秋は窒素及びカルシウムが多く、冬は窒素が多いことが明らかとなった。(2)若木への摘心処理により収量や大玉果比率が高くなり、処理1年目から省力・安定生産効果が認められた。(3)黒点症は、幼果期以降の多雨により果皮の保護機能が低下し、さらに成熟期には果皮が老化して、機能不全となった気孔および微細な穴となった毛じ痕から水が侵入し、生理障害であることを解明した。(4)油上げ症は、黒点症の発生程度が大きいほど高い確率で発生することが明らかとなった。(5)「NK14」の切り返しによる着花制限を行うと、「南高」着果が少ない園地では2L級、L級主体の中玉果を確保しやすいことが明らかになった。 、 、 、 、 |
カテゴリ | うめ 温暖化対策 新品種 生理障害 |