課題名 | 遺伝子解析による病害虫診断の確立 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所 |
研究分担 |
野菜・花 |
研究期間 | 継(H19~) |
年度 | 2011 |
摘要 | 1.トマト黄化葉巻病及びトマト黄化萎縮病の検出検出手法を改良し、所要時間を短縮した。また、トマト黄化葉巻ウイルスの有無、同ウイルスの系統判定及びトマト黄化萎縮病病原ウイルスの有無を同時に検出できる手法を確立した。この手法を用いて14戸の生産者から持ち込まれたトマト54個体について両病病原ウイルスの検出を試みた。その結果、23個体でトマト黄化葉巻ウイルス(すべてイスラエル系統)、24個体でトマト黄化萎縮病病原ウイルスを検出した。 、2.キクのわい化ウイロイドの検出 、1戸の生産者から持ち込まれたキク5個体について市販キットを用いたRT-PCR法で病原ウイロイドの検出を試みた。その結果、すべての個体でウイロイドは検出されなかった。また、本研究室が新規に導入した5品種についても同様にウイロイドの検出を試みた。その結果、すべての品種でウイロイドが検出された。 、3.リンドウてんぐ巣病ファイトプラズマの検出 、1戸の生産者から持ち込まれたリンドウ2個体について市販キットを用いたPCR法で病原ファイトプラズマの検出を試みた。その結果、いずれの個体からもファイトプラズマは検出されなかった。 、 |
カテゴリ | 萎縮病 害虫 きく トマト 品種 りんどう わい化 |