課題名 | ナス新台木系統の栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所 |
研究分担 |
野菜・花 |
研究期間 | 継(H22~H24) |
年度 | 2011 |
摘要 | 1.育成台木系統の生育及び収量 、岡山農研育成台木10系統の促成栽培における適応性を明らかにするために、生育及び収量に及ぼす影響について「台太郎」と比較検討した。その結果、いずれの系統も生育及び収量が「台太郎」に比べやや劣ったが、育成系統の中では、「ト-9」「ツ-6」「ニ-2」及び「B」が有望であった。 、2.有望系統の生育及び収量 、野菜茶業研究所育成台木「ナス安濃6号」及び岡山農研育成台木「ト-9」の促成栽培(加温開始温度:13℃)の生育及び収量に及ぼす影響について「台太郎」と比較検討した。その結果、有意差がないもののいずれの系統も生育及び収量が「台太郎」に比べやや劣った。「ト-9」は初期収量を改善すれば「台太郎」と同等になると考えられた。 、3.適正施肥量の把握 、野菜茶業研究所育成台木「ナス安濃6号」及び岡山農研育成台木「ト-9」の促成栽培における適正な施肥量を把握するために、標肥(窒素成分量4.9kg/a)、多肥(同5.9kg/a)、少肥(同3.4kg/a)を設け、「千両」に接木し、生育及び収量を「台太郎」と比較検討した。その結果、主枝長及び収量は、少肥が優れ、標肥がこれに次ぎ、多肥が劣った。「ト-9」は「台太郎」に比べても多肥で収量が少なかったことから、肥料が多い場合は収量低下を招きやすいと考えられた。 、 |
カテゴリ | 肥料 栽培技術 施肥 台木 茶 なす |