課題名 | 土壌由来温室効果ガスインベントリ情報等整備事業 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所 |
研究分担 |
環境 |
研究期間 | 継(H20~H24) |
年度 | 2011 |
摘要 | 県内に93地点の調査地点を設け、深さ30cmまでの土壌に含まれる炭素量を測定するとともに、農地管理方法についてアンケート調査を実施した。調査は樹園地、水田(水稲単作)、水田転換利用(稲麦2毛作、水田転換畑)、畑(飼料畑)、草地を対象に実施した。炭素蓄積量の中央値は、樹園地がa当たり434kg、水田471kg、水田転換利用437kg、畑863kg、草地438kgであった。また、堆肥投入割合は樹園地56%、水田29%、水田転換利用22%、畑100%、草地33%であった。所内の水稲不耕起直播栽培を10年以上継続後、平成21年に耕起してナタネを栽培した水田と、耕起移植継続田で炭素蓄積量の調査を行った結果、前者の炭素蓄積量が上回った。所内の有機物を連用した水田及び畑で同様の調査を行った結果、水田では稲わらに加えて牛ふん堆肥を1t/10a連用した場合や麦わらを連用した場合に、稲わらのみの場合より炭素蓄積量が増加した。畑では籾殻牛ふん堆肥投入量に応じて炭素蓄積量が増加した。 、 |
カテゴリ | 直播栽培 水田 水稲 なたね |