ブドウのクビアカスカシバの発生生態の解明と防除対策の確立

課題名 ブドウのクビアカスカシバの発生生態の解明と防除対策の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 病虫
研究期間 完(H21~H23)
年度 2011
摘要 露地ブドウでは、クビアカスカシバ幼虫による太枝の食害が問題となっている。そこで、効率的防除対策を確立する。
、1.発生生態の解明:県下各地のブドウ園にフェロモントラップを設置し、3年間の誘殺消長を見たところ、成虫はおおむね6月上旬頃から8月頃に発生するが、発生消長や初誘殺~被害初発の日数は圃場や年次によって変動が大きく、フェロモントラップによる誘殺消長から防除適期を決めるのは困難であった。過去の被害痕数と当該年の被害量には正の相関が認められ、過去に被害を多く受けた樹に被害が集中した。
、2.化学的防除方法の検討:登録農薬パダンSG水溶剤は6月下旬の散布が最も重要で、散布回数は1回で効果があった。パダンSG水溶剤の単用散布及び混用散布において、果粉溶脱が生じるものの実用上の問題はない程度であった。
カテゴリ 病害虫 クビアカスカシバ 農薬 フェロモン ぶどう 防除

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