複合型生物資源モニタリングを活用した広域連携周年放牧技術の開発と実証

課題名 複合型生物資源モニタリングを活用した広域連携周年放牧技術の開発と実証
研究機関名 広島県立総合技術研究所畜産技術センター
研究分担 飼養技術研究部
研究期間 継H22~24
年度 2011
摘要 「放牧地管理技術実証」
、目的:集落法人の植生の異なる複数の放牧地におけるNDVI値による草量把握手法の評価について,刈り取り調査による草量をNDVI値の検量線の精度を確認する。写真測量は,ラジコン空撮の最適な撮影条件を追求し,精度を高める。
、成果:放牧に先立ち,ラジコン空撮による草量把握で放牧可能期間を予測し,放牧開始後はそしゃく行動データによる転牧適期把握の妥当性を検証した。残草量と転牧時期は精度よく推定・判定できることが明らかになった。
、
、「そしゃく行動と家畜生産性との関連性評価」
、目的:季節(春,夏,秋,冬)と植生の異なる複数の放牧地を対象として,(1)転牧と植生再生能力の関係の検討,また,(2)摂取量(飽食時の乾物摂取量に対して100%,75%,50%の給与量)とそしゃく行動の関係(舎内調査)を検討する。
、成果:
、(1)植生の異なる,当センター圃場及び放牧試験地において,7月~9月の乾物収量は,センタ圃場では15日間隔が最も少なく,30日,45日,90日間隔には差がなかった。放牧試験地では,15日間隔が最も少なかった。10月~12月は,センターおよび放牧試験地ともに区間に差はなかった。
、(2)摂取量が減少するに従い,乾物摂取量,乾物充足率,糞乾物排せつ量が減少し,乾物消化率は50%給与区で上昇した。そしゃく行動では,摂取量の減少に伴い,総そしゃく時間,採食時間,反芻時間,総そしゃく回数,総吐出回数などが減少した。これらのことから,転牧時期における放牧牛で観察された,総そしゃく時間の減少,総吐出回数の減少は,採食量の減少に伴って生じたと推察された。
カテゴリ 管理技術 放牧技術 モニタリング

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