| 課題名 | 中山間地における高糖分飼料イネの多収生産技術,効率的種子生産技術および給与技術の現地実証 |
|---|---|
| 研究機関名 |
広島県立総合技術研究所畜産技術センター |
| 研究分担 |
飼養技術研究部 |
| 研究期間 | 新H23 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 目的: 、(1)家畜堆肥連用による多収栽培技術,普通栽培と遅刈体系の組み合わせによる労働分散や機械稼働率向上効果を狙った飼料イネ専用収穫機による収穫・調製技術を実証する。 、(2)種子生産量を高める栽植密度,施肥体系等,効率的な種子用栽培技術を実証する。 、(3)普通栽培および冬季収穫栽培による「たちすずか」WCSの乳用牛および肥育牛への多給技術を実証する。 、 、成果: 、(1)「たちすずか」の生産技術の現地実証」においては,昨年度の結果を基に「たちすずか」の茎葉多収に効果的な溶出パターンを持つLPブレンド肥料(肥効調節型肥料)を作成し,栽培実証試験を行った。慣行と同量の窒素施用区では,慣行区と比べて肥料コストが低く,地際刈り乾物収量も同等以上であるため,LPブレンド肥料の実用性が認められた。慣行の2倍量の窒素施用区でも地際刈り乾物収量は慣行区より多くなり,1,391~1,735kg/10aの収量が得られた。専用収穫機によるWCS生産は,収穫作業の開始が10/11,終了が12/15で,期間は65日だった。機体からこぼれ落ちる「たちすずか」の乾物量は131kg/10a(1.5個)だった。「たちすずか」の地際重量割合はクサノホシよりも大きく(地際から10cmの重量が全重に占める割合は15.8%と9.0%),実収量増大には,より低く刈ることが必要である。 、(2)「たちすずか」の種子生産技術の現地実証」においては,幼穂形成始期に窒素8kg/10a,減数分裂期に窒素4kg/10aの追肥を行うことにより,実質穂長,一穂籾数およびm^2当たり籾数が対照区(窒素12kg/10a相当の化成肥料を基肥のみで施用)と比べて有意に増加し,目標としていた200kg/10aを超える336~400kg/10aの種子収量が得られた。 、(3)「乳用牛および肥育牛への給与技術の現地実証」においては,泌乳牛へ,「たちすずか」を乾物摂取量の29.3%,粗飼料中に79.3%含むTMRを給与中で,乳生産性は,乾牧草給与時と同等である。 |
| カテゴリ | 肥料 コスト 栽培技術 収穫機 施肥 多収栽培技術 中山間地域 乳牛 |