殺菌剤・殺虫剤の効果検定試験

• 研究機関名: 香川県農業試験場
• 研究分担: 生産環境; 野菜・花き; 作物・特作; 府中果樹研究所; 小豆オリーブ研究所; 病害虫防除所
• 研究期間: 継S45～
• 年度: 2011
• 摘要: 目的：新規開発農薬の防除効果と薬害について検討し、実用性を判定する。; 、成果：(1)水稲の育苗箱施用殺虫剤３剤について検討したが、ウンカ類の飛来が非常に少なく効果は判然としなかった。; 、(2)２剤の殺菌剤についてイチゴにおける効果と薬害を検討した結果、うどんこ病の1剤について薬害があり、普及性がないと判断されたが、その他の殺菌剤については効果があり薬害も認められなかったことから普及性があると判断した。６剤の殺菌剤についてブロッコリー、レタスにおける効果と薬害を検討した結果、レタスビックグベイン病の1剤について効果が劣り、普及性がないと判断されたが、その他の殺菌剤については効果があり薬害も認められなかったことから普及性があると判断した。さらに、作物残留試験として、アスパラガスに対してフルアジナムを供試した。; 、(3)７剤の殺虫剤についてレタス、ホウレンソウにおける効果と薬害を検討した結果、いずれの剤も効果があり薬害も認められなかったことから普及性があると判断した。18剤の殺虫剤についてブロッコリー、ネギ、ニラ、タマネギ、アスパラガス、レタス、ホウレンソウにおける効果と薬害を検討した結果、いずれの剤も効果があり薬害も認められなかったことから普及性があると判断した。; 、(4)７剤の殺菌剤について果樹における効果・薬害を検討した結果、３剤については効果があり薬害も認められなかったことから普及性があると判断した。一方、３剤については発病が少なく効果の判定ができず、１剤は発病が無く次年度再検討とした。; 、(5)５剤の殺虫剤について果樹における効果・薬害を検討した結果、４剤については効果があり薬害も認められなかったことから普及性があると判断された。一方、１剤については害虫の発生が少なく効果の判定ができなかった。 ; 、(6)キクのアザミウマ、ハダニ、アブラムシに対して各１剤の防除効果と薬害を検討した。また、カーネーションのハダニに対して１剤の防除効果と薬害を検討し普及性があると判断した。; 、(7)２剤の殺虫剤・１剤の殺菌剤について茶樹における効果を検討した結果、ヨモギエダシャクに対しては効果が高く、ハダニともち病に対しては同等で薬害も認められなかったことから実用性は高いと判定した。また、３剤について薬臭試験を実施した。; 、
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