課題名 | 地域農産物農薬安全使用推進事業 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
生産環境 小豆オリーブ研究所 病害虫防除所 |
研究期間 | 継H7~ |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:県内において、登録農薬がないか若しくは少ないことから栽培が困難になっている作物に対して、農薬登録の適用拡大に必要な農薬残留量等を調査する。 、成果:(1)モロヘイヤにプレバソンフロアブル(クロラントラニリプロール5%、基準値13 ppm)の2000倍液を1週間間隔で2回散布した後、最終散布から1、3、7日後に試料を採取し分析した。残留量は、1日後で7.26 ppm、3日後で5.98 ppm、7日後で3.60 ppmとなり、いずれも想定される内規値の8.79 ppm以下であった。 、(2)パセリにプレバソンフロアブル(クロラントラニリプロール5%、基準値13 ppm)の2000倍液を1回散布した後、最終散布から7、14、21日後に試料を採取し分析した。残留量は、7日後で6.10 ppm、14日後で3.23 ppm、21日後で0.17 ppmとなり、いずれも想定される内規値の8.79 ppm以下であった。 、(3)パセリのハスモンヨトウに対しプレバソンフロアブル5(クロラントラニリプロール5%)の2000倍液の防除効果を検討したところ、効果が認められた。また、倍量での薬害、汚れは認められなかった。 、(4)なばなの白さび病に対しアリエッティ水和剤(ホセチル80%)1000倍及び2000倍液の防除効果を検討したところ、効果が認められた。また、倍量での薬害、汚れは認められなかった。 、(5)にんにくの白絹病に対しモンガリット粒剤(シメコナゾール1.5%)6kg/10aの防除効果を検討したところ、効果はあると考えられた。 、(6)オリーブのミナミアオカメムシに対しアディオン水和剤(ペルメトリン20%)の2000倍液およびダントツ水溶剤(クロチアニジン16%)2000倍の防除効果を検討したところ、ともに効果が認められた。 |
カテゴリ | 病害虫 オリーブ カメムシ なばな にんにく 農薬 パセリ 防除 モロヘイヤ |