花き類の高品質化と安定生産技術の確立

課題名 花き類の高品質化と安定生産技術の確立
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 野菜・花き
研究期間 完H19~23
年度 2011
摘要 目的:本県の気象条件等を最大限生かし、土地生産性の高い花き品目について、優れた経済品種を育成するとともに、収益性、省力化を主眼においた栽培技術の確立を図る。
、成果:(1)キク品種「神馬」について、試験管内で継代培養中の植物体の節に平成18~20年度に軟X線を照射した個体を2,3月出荷型電照栽培に供し、側枝発生数が少なく、有望と思われる10個体を選抜した。
、(2)当場で育成した48系統のスプレーギクについて形質の安定性を確認するとともに、優良と思われる21系統については普及現場での試作に供した。
、(3)カーネーションの芽状変異により発生・選抜した「H15-885LI」は形質の安定度が高く、栽培特性・切り花品質も優れていたので、有望品種として育成を完了した。また、花形や草姿に優れた「H15-365WH」等3系統を新たに選抜した。
、(4)マーガレット現地選抜系統「大山」、「松下」について9月定植作型による栽培試験を行った。その結果、それぞれ「在来系」よりも大輪、茎硬の特長が見られたが、花弁の反り、葉の黄化が見られた。現地育成系統及び試験場選抜系統を用いて、自殖13系統及び交配14組合せによる交雑を行い、得られた710実生個体を栽培試験に供試し46株を選抜した。
、(5)ラナンキュラス1次選抜~3次選抜を行った。また、濃い黄色の「08-3-23」、レモンイエローで芳香がある「08-5-41」の2系統について品種登録に向けた特性調査を行った。
、(6)トルコギキョウの長期貯蔵苗を用いた冬~春出荷について検討した結果、新しく導入した「パレオシャンパン」等3品種について、ロゼット化を回避して春期に開花させることが可能であった。また、摘芯栽培による収量性の向上も期待できることが判った。
カテゴリ カーネーション きく 栽培技術 出荷調整 省力化 長期保存・貯蔵 トルコギキョウ 品種 マーガレット ラナンキュラス レモン

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