主要園芸作物の原種養成

• 研究機関名: 香川県農業試験場
• 研究分担: 園芸総合センター
• 研究期間: 継S62～
• 年度: 2011
• 摘要: 目的：主要な園芸作物の生産安定化のため、農試で育成した品種や導入した有望品種について、組織培養技術などを利用してウイルスフリー化を図り、原々種や原種の養成・増殖を行い優良種苗の安定供給を行う。; 、成果：(1)組織培養技術などを利用し、花き４品目の優良種苗を養成した。 カ－ネ－ションは、農試で育成した「ミニティアラピンク」、「せとのはつしも」など４品種について、原々種 40株、原種 70本を養成した。マ－ガレットは、在来系統など３系統について、原々種 600株、原種 9,000本を養成した。キクは、「寒桜」など５品種について原種1,000株を養成した。ラナンキュラスは、「桜てまり」など６品種について原種1,700球を養成した。; 、(2)組織培養技術などを利用し、野菜２品目の優良種苗（培養苗及び原種）を養成した。サツマイモは、「高系14号」の優良系統をもとに3,000本の培養苗を育成した。イチゴは、「女峰」400株、「さちのか」150株、「さぬき姫」450株を養成した。; 、(3)果樹は、３品目の優良種苗用原母樹を養成した。ブドウ原母樹は、「ピオーネ」４本、ピオーネ用台木１系統２本を養成した。キウイフルーツ原母樹は、「香緑」２本、「讃緑」２本、「さぬきゴールド」２本、「香粋」４本と受粉樹「マツア」、「ＡＰＣ―６」各１本を養成した。
• カテゴリ: いちご キウイフルーツ きく 受粉 台木 品種 ぶどう ラナンキュラス