課題名 | 野草地を利用した周年放牧技術の開発 |
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研究機関名 |
熊本県農業研究センター |
研究分担 |
草地畜産 |
研究期間 | 完H.17~H.23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:阿蘇地域では、自給飼料の増産及び草資源の有効利用を図ることが重要な課題となっており、放牧への期待が高まっている。野草地での肉用牛の周年放牧を実現するため、継続的かつ効率的な野草地の維持管理技術について検討した。 、計画:野草地において、放牧強度の異なる試験区を設置し、各試験区に褐毛和種繁殖牛を放牧し、植生調査等を実施。また、火入れの有無の調査も併せて実施した。 、成果:春から秋期までは野草のみ、冬期は0.8ha/頭程度で11月から、1.6ha/頭程度で1月から3月まで乾物10kg/日/頭程度の牧乾草(TDN 55%、CP 12%程度)を給与すれば、ネザサ-トダシバ-ススキ型野草地で褐毛和種繁殖牛は周年飼養できる。 |
カテゴリ | 管理技術 肉牛 繁殖性改善 放牧技術 |