課題名 | 北海道ブランド野菜創出に向けたベビーリーフ寒締め栽培の開発 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場 |
研究分担 |
研究部・地域技術グループ |
研究期間 | 完H24 |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:ベビーリーフの寒締め栽培技術を開発することで、北海道産ベビーリーフの高付加価値化及び他府県産との差別化を図り、寒締めベビーリーフを新たな北海道ブランド野菜として創出する。 、成果:1)-5℃1時間の低温処理を実施したところ、「きわめ中葉春菊」が最も枯死株率が高かった。しかしそれ以外のキク科品目はアブラナ科やアカザ科品目の枯死株率より低かった。2)室内(人工気象室)で5℃24日低温栽培すると、低温栽培前と比較して、アカザ科ではVCが、キク科では乾物率とBrixが上昇する傾向が見られた。3)圃場試験においても耐寒性や内部品質の変化が室内試験と同様の傾向を示すことを確認された。また、室内試験より厳しい低温環境下では内部成分の上昇がより顕著であることが判明した。4)野菜ソムリエや調理師から、寒締め栽培したベビーリーフは甘味があり食味が良好で、十分な商品性があると評価された。5)以上の結果から、耐寒性の劣る「きわめ中葉春菊」以外の品目でベビーリーフ寒締め栽培適性が高いと判断した。 、 |
カテゴリ | あぶらな きく 高付加価値 栽培技術 耐寒性 良食味 その他の野菜 |