| 課題名 | 転炉スラグによる土壌pH矯正を核としたフザリウム性土壌病害の耕種的防除技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
| 研究分担 |
園芸環境部 |
| 研究期間 | 新H24~26 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 目的: 、転炉スラグ資材を用いてフザリウム性土壌病害を最も効果的に防除できる土壌pHを明らかにした上で,作物の栽培特性や病害の発生生態に応じた施用方法を開発する。また,土壌消毒や,耐病性品種等との組み合わせにより,より効果・持続性の高い総合的な防除体系への応用を試みる。一方,転炉スラグ資材による土壌pH矯正を安心して実施できるようにするため,他の土壌伝染性病害の発病リスクや土壌微生物相への影響の変動を明らかにするとともに,有機物分解の促進や肥料成分の挙動変化の解明,並びに微量要素や有害元素吸収に与える影響評価を行い,慣行の栽培と同等の収穫量を確保する施肥管理手法を確立する。 、期待される成果: 、防除効果が十分に期待できる新たな耕種的防除技術を,生産現場に提供することが可能となる。特に,本技術は土壌pH矯正という農家にとって取り組みやすい手法を核としているため,生産現場への普及は迅速に行うことができる。また,本技術の特徴として転炉スラグ資材を初年度にまとめて土壌施用することにより,土壌pH矯正効果が数年間持続するという利点がある。そのため,土壌消毒を毎作前に実施するよりも経費削減や労力の負担軽減となる。 、 さらに,本技術と併用することを前提とした耐病性品種の開発や,土壌消毒法の確立も期待できる。このことは防除が極めて難しく有効な手だてがない病害に対して,新たな技術開発の基礎となる効果が期待される。 、 |
| カテゴリ | 肥料 施肥 耐病性品種 土壌消毒 防除 |