課題名 | 木材を微粉砕して原料とする牛の木質飼料ペレットの研究開発のためのプロジェクト |
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研究機関名 |
秋田県農林水産技術センター畜産試験場 |
研究分担 |
飼料・家畜研究部 |
研究期間 | 継(H23)~(H25) |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:間伐材から牛の飼料を開発することにより、未利用材のバイオマス資源としての新たな用途開発を行い、秋田の林産業を活性化すると共に畜産経営を安定化させることを目的とし、安全で有効に乳牛に給与するための飼料設計を行う。 、計画:木質飼料ペレットは、セルロースをエネルギー源とすることから、ルーメンアシドーシスの原因とはならない。この特性を利用した、配合飼料多給時の補追飼料と しての有効性を評価する。 、成果:1)給与開始後1週目で乳量および乳脂率の低下が認められ、その後2週目では、給与前の水準まで増加した。 、2)乳量は、給与4週目まで増加した。乳蛋白質率および無脂固形分率に変動は認められなかった。3)代謝栄養および肝機能に関する血中指標は正常範囲ないで、変動は認められなかった。これらの結果より、乳量引き上げ効果の可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 経営管理 飼料設計 乳牛 |