広葉樹資源の有効利用を目指したナラ枯れの低コスト防除技術の開発

課題名 広葉樹資源の有効利用を目指したナラ枯れの低コスト防除技術の開発
研究機関名 長野県林業総合センター 
研究分担 育林部
研究期間 新H24-26
年度 2012
摘要 ナラ枯れは、カシノナガキクイムシ(以下、カシナガ)によって媒介されるナラ菌を病原とする樹木の伝染病であり、おもにミズナラ・コナラなどナラ類に大量の枯損被害をもたらしてきた。ナラ枯れ被害軽減に有効なのは、林分内のカシナガの数を劇的に減らすことであり、フェロモン剤と殺菌剤を用いたおとり木トラップ法等が有効であるが、作業面、コスト面等で、対象地が立地条件の良い場所に限定されている。被害拡大の阻止には、初期被害地(微害地)で徹底した防除を広範囲で素早く行う必要がある。 これらのことから、「格段に低コスト」で「高性能且つ作業性に優れ効果的」な樹幹注入処理方法の検討、及び人工フェロモン剤を利用したカシナガ駆除法を開発することを目的とする。 なお、本研究は森林総合研究所を中核機関として、他県の試験研究機関、企業等との共同研究により実施し、当センターは、樹幹注入処理の効率化、低コスト化技術の開発を担当する。
カテゴリ コスト 低コスト 低コスト防除技術 フェロモン 防除

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