課題名 | 海産動物増養殖試験 |
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研究機関名 |
愛知県水産試験場 |
研究分担 |
栽培漁業グループ |
研究期間 | 継H12~ |
年度 | 2012 |
摘要 | [研究の背景・目的] 、 本県の重要二枚貝であり、漁業者からの要望の強いトリガイ、ミルクイについて増養殖のための技術開発を行う。 、[本年度の目標] 、・トリガイの秋季再生産機構を明らかにするため、浮遊幼生調査を行う。 、・ミルクイの放流効果の把握及び放流適地選定のため、日間賀島周辺海域において、標識放流及び採捕調査を行う。 、[結果の概要] 、・トリガイ浮遊幼生の調査を9月から11月にかけて毎月1回行った。平均で217個体/m2のトリガイ幼生が出現した。 、・前年度3月27日に放流したALC標識ミルクイ稚貝の再捕調査を5月7日および10月27日に行ったが生残個体は確認されなかった。 、・平成25年2月15日にミルクイ稚貝約20、000個体についてALC標識を施し、現在日間賀島で中間育成を行っており、3月下旬に放流予定である。 、[事業を進める上での課題・問題点] 、・トリガイ浮遊幼生が大量発生するために必要な環境条件を明らかにする必要がある。 、・標識放流したミルクイは、前年度同様に生残個体が再捕されなかったため、放流場所の検討が必要である。 |
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