課題名 | 海産種苗放流技術開発試験 |
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研究機関名 |
愛知県水産試験場 |
研究分担 |
栽培漁業グループ |
研究期間 | 継H20~ |
年度 | 2012 |
摘要 | [研究の背景・目的] 、 本県ではクルマエビ、トラフグ等の種苗が放流されており、放流効果による安定的な漁獲や資源増大に対する漁業者からの要望は強い。このためトラフグの種苗放流技術開発を行い、資源量と漁獲量を増大させ漁家経営の安定を図る。また、ヨシエビでは種苗放流技術向上の基礎資料とするため、天然ヨシエビの生息状況等の把握を行うとともに、矢作川河口放流後の追跡調査を実施する。 、[本年度の目標] 、・標識放流による効果を検証し、より効率的なトラフグ栽培漁業の展開を図る。 、・矢作川河口において、ヨシエビ天然発生群の生息状況を把握するとともに、放流後の追跡調査を実施する。 、[結果の概要] 、・トラフグでは、片名市場のはえ縄漁獲物調査で、調査尾数1,297尾のうち14尾のイラストマー及び鰭カット標識魚を発見し、混入率は1.1%であった。発見した標識魚は、平成23年伊勢市鰭カット放流群が最も多く3尾であった。 、・ヨシエビでは、矢作川河口において12月18日にケタ網によるヨシエビ採捕調査を行い、合計8尾のヨシエビを採捕した。 、[事業を進める上での課題・問題点] 、・トラフグは、低コストでモニタリングできる手法を検討する必要がある。 、・ヨシエビは、漁獲による放流エビの回収状況を調査する必要がある。 |
カテゴリ | 経営管理 低コスト モニタリング |