乳用牛に対する飼料イネの利用性向上に関する研究

課題名 乳用牛に対する飼料イネの利用性向上に関する研究
研究機関名 島根県畜産技術センター
研究分担 酪農・環境グループ
研究期間 新H24~26
年度 2012
摘要 目的
、 飼料稲ホールクロップサイレージ(イネWCS)と飼料用米は粗蛋白含量が低いことから代謝性タンパク質供給量の不足が危惧される。このため、これらの飼料給与が搾乳牛の生乳生産や健常性および繁殖性に与える影響について検討する。
、 また、不足する代謝性タンパク質を補うため、メチオニンおよびリジンをルーメンバイパスアミノ酸として給与飼料に添加し、飼料中のアミノ酸バランスを調整した混合飼料の影響を検討する。更に、バイパスアミノ酸の添加により、窒素利用率が向上すると考えられることから環境中への窒素排出量低減効果について検討する。
、方法
、(1)イネWCSとソルゴーサイレージを粗飼料としたTMR原料の内、大麦圧片を飼料用米に代替した混合飼料(乾物自給率38%)を調製し、大麦圧片で調整した混合飼料との比較をするため、搾乳牛19頭を用いた給与試験を実施した。
、(2)イネWCSを飼料中に乾物24%混合したTMRを調製し、イタリアンライグラスサイレージを同量混合したTMRとの比較をするため、搾乳牛22頭を用いた給与試験を実施した。
、結果の概要
、(1)乾物摂取量、日乳量、乳成分に有意差が認められず、飼料用米の大麦圧片代替が可能と示唆された。しかし、乳中尿素態窒素が有意に高く、成分消化率(マーカー法、n=12)では粗脂肪と非繊維性炭水化物の消化率が有意に低かった。
、(2)乾物摂取量、乳量、乳成分に有意差は認められなかったが、乳中尿素態窒素は有意に高い値を示した。また、飼料消化率(マーカー法、n=12)では乾物消化率と成分消化率では粗蛋白質、粗脂肪、中性デタージェント繊維、非繊維性炭水化物の消化率が有意に低く、イネWCSを多給したことにより子実割合が多くなった影響が認められた。
カテゴリ イタリアンライグラス 大麦 飼料用米 乳牛 繁殖性改善

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