「紫苑」の出荷期間拡大技術の確立

課題名 「紫苑」の出荷期間拡大技術の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 果樹
研究期間 継(H24~H28)
年度 2012
摘要 ブドウ「紫苑」は10月から12月上旬の出荷であるが、果肉の軟化や果軸の褐変、病害の発生等が問題となっており、樹勢の低下や花穂数の減少、品質のバラツキ等が課題である。歳暮需用に対応した年末出荷への要望が強いために、高品質果実を安定して生産でき、年末出荷が可能な樹の特徴を明らかにするとともに、果実を樹上で長く保持できる技術を開発する。
、1.年末出荷を可能とする収穫遅延技術の確立
、 樹勢を維持し、硬い果実を生産し、安定して花穂数を確保するためには、満開期の葉色が濃く、秋期まで維持することが重要であり、満開期の葉色はマスカットの安定生産に必要とされる40(SPAD値)より高くすることが必要と考えられた。着果量と翌年の新梢基部径との関係では、着果量が多い程、翌年の新梢基部径は小さくなることから、適正着果量(2.1t/10a)の遵守が重要と考えられた。 
、2.果実の棚持ち向上技術の確立
、 成熟期である11月以降17時から日の出まで10℃で加温すると、12月下旬まで果実硬度(ハンディヒット値)40程度に維持できることが明らかとなった。また、無加温では-2℃程度で果軸の褐変が始まったことから、加温が果軸の緑色維持に有効と考えられた。
カテゴリ 出荷調整 ぶどう

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