課題名 | ブランド化を目指した「シャインマスカット」の高品質生産技術の確立 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所 |
研究分担 |
果樹 |
研究期間 | 継(H22~H26) |
年度 | 2012 |
摘要 | 岡山県では「シャインマスカット」への栽培意欲が高く、早急な栽培技術の高位平準化が求められている。このため、ブランド化を目指した高品質安定生産技術を確立する。 、1.高品質生産のための樹相の指標化と誘導技術の確立 、 満開前の新梢摘心位置の違いが新梢成長、葉面積及び果実品質に及ぼす影響を検討した結果、房先6葉摘心が望ましいと考えられた。 着果量の適正水準を検討した結果、10a当たり収量が2.5tを超えると果粒軟化7週後の糖度が18度を下回る傾向があることから、10a当たり収量は生産目標である2.1~2.4tが適当であると考えられた。 、2.果実障害回避技術の確立 、「シャインマスカット」の成熟期に発生する果面障害は、果実の老化に伴って発生することが判明している。果粒軟化後のボルドー液散布は、葉色値の低下を防ぐ効果があり、果面障害の発生も少なかった。また、施用量を著しく少なくすると、果粒軟化後から葉色値が低下し、果面障害が多発することが判明した。 |
カテゴリ | 果実障害 高品質生産技術 栽培技術 ぶどう |