課題名 | 農薬残留対策総合調査(農薬環境負荷解析調査) |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
生産環境部門 |
研究期間 | 継H16~ |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:作物や土壌における農薬動態を明らかにすることにより、農薬のより安全な使用法の基礎資料とする。 、成果:1)後作物における農薬の残留実態を把握するため、前作を想定して、裸地土壌表面にアルバリン顆粒水溶剤(ジノテフラン20%)、スミレックス水和剤(プロシミドン50%)を使用し、後作物として、ハツカダイコンおよびカブを用いて試験を行った。試験区として、早期作付け区(薬剤処理後7日に播種)と遅延作付け区(薬剤処理後61日に播種)を設けた。土壌残留量は、ジノテフラン、プロシミドンともに処理直後の濃度が最も高く、処理後日数の経過により減少した。ジノテフランは処理後58日目に定量限界以下になったが、プロシミドンは処理後99日経過後も定量限界以下まで下がらなかった。作物残留量は、ジノテフランとプロシミドンはハツカダイコンおよびカブに移行し、残留していた。しかし残留濃度は基準値より低かった。また作付時期を遅らせることで後作物への残留量を軽減できることがわかった。 |
カテゴリ | 病害虫 かぶ すみれ だいこん 農薬 播種 薬剤 |