共同育種による種子繁殖型イチゴ品種の開発と種苗供給体系の変革

課題名 共同育種による種子繁殖型イチゴ品種の開発と種苗供給体系の変革
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 野菜・花き部門
研究期間 完H21~H24
年度 2012
摘要 目的:当場において保有するイチゴ四季成り性固定系統を種子親、共同機関から提供される複数の系統を花粉親として交配を行い、四季成り性形質を付与したF1系統の種子を得る。また、四季成り性種子繁殖型系統を利用した促成栽培において、低コスト・省力的な花成誘導技術となる長日処理の条件を明らかにする。
、成果:1)共同機関4カ所(香川県農業試験場、三重県農業研究所、千葉県農林総合研究センター、九州沖縄農業研究センター)で選抜した3系統について、発芽適性、花芽の早晩性を調査した。また、生育や果実品質の評価を行い、共同機関全体の評価と整合させた結果、「系統23」の果実品質、収量性が最も優れていた。
、2)選抜した3系統を用い、促成作型での現地試験を実施した。各系統とも事前(現地への譲渡前)の長日処理により、出蕾、開花は早くなり、安定して揃った。「系統15」は第2果房の出蕾、開花がやや遅れ、収量が低くなった。何れの系統も果形は女峰に近い円錐形で、果実色、果肉色も女峰に近いものであった。果実形状の安定性は「系統23」の乱れが最も少なく安定していた。
、3)場内および現地試験、各育成機関の結果を踏まえ、「系統23」を品種登録の候補とした。
カテゴリ 育種 いちご 低コスト 繁殖性改善 品種

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