1.開発途上地域の土壌、水、生物資源等の持続的な管理技術の開発

課題名 1.開発途上地域の土壌、水、生物資源等の持続的な管理技術の開発
課題番号 2012020481
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 藤井秀人
山崎正史
南雲不二男
小林勤
安藤康雄
協力分担関係 カントー大学(ベトナム)
研究期間 2011-2015
年度 2012
摘要  気候変動の影響評価としてモデルによる解析を進めている。バングラデシュを対象に土地的属性に基づいてコメの土地生産力を推定する手法を開発した。極端現象の影響把握が可能な国別需給モデルの開発に向け、被害項目が多様な農業被害統計に関し災害の結果ではなく原因に着目する新たなカテゴリーを設定し確率的分析のための基礎的なデータを得た。長期世界食料モデル作成のため作物モデルをコメ需給モデルに組み込むとともに、世界食料モデル用のデータセットとパラメータセットを作成した。
 気候変動の適応策については、天水稲作における効果的な栽培技術開発に関連して大気海洋変動モデル(SINTEX-F)による季節予測のバイアス補正を行い、ラオスのプロジェクトサイトの気温と降雨量が精度良く予報できることを確認した。気候変動に適応するイネ開発の一環として、一穂籾数を増加させるQTLを導入したIR64の準同質遺伝子系統群が育成された。
 緩和策については、タイ・コンケンとベトナム・カントーに設置した反芻家畜からのメタン発生量を測定するための呼吸試験装置によりベースラインとなる排出量を測定した。また、ベトナムメコンデルタの一般農家水田圃場での通年試験により、AWD節水管理条件下において、収量を維持しつつ、潅水量とメタン排出量を有意に削減できることを示した。CDM活用による低炭素型農村モデルに関するプロジェクトについては、エチオピア・ティグライ州に展示圃場を設置しアグロフォレストリーの樹種と作物の組合せによる試験、水土保全技術と土壌肥沃度回復技術(緑肥)の試験を開始した。パラグアイでは植林CDM事業のモニタリングを行うとともに、プログラムCDM形成に向けた活動を開始した。ベトナムではバイオガスダイジェスターの導入によるCDM事業を国連CDM理事会に登録した。
カテゴリ 管理技術 栽培技術 水田 水稲 水管理 モニタリング

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