耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及

課題名 耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及
研究機関名 地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所
研究分担 藤坂稲作部
研究期間 完H23~25
年度 2013
摘要 目的:近年の地球温暖化に伴う気象変動による、水稲の生産量低下や品質劣化、農家経営の不安定化を解消するため、高温登熟性や耐冷性、いもち病抵抗性などを総合的に改良した品種開発と、早急な普及を図る。本県では、早生・耐冷・良食味品種「ほっかりん」の栽培マニュアルの作成、中生・耐冷・良質・極良食味品種、早生の良質・良食味の糯品種、中生の低アミロース米品種の開発を行う。
、成果:粳品種では早生・良食味「ほっかりん」の普及のため、移植栽培での成果を確認するとともに、湛水直播栽培における施肥法、刈取適期及び生育指標を明らかにし、得られた技術をとりまとめ、総合的な栽培マニュアルを作成した。また、「まいひめ」に替わる品種として、「ふ系233号」が総合的に優れていることを確認した。同系統は、奨励品種決定試験では長野県で「やや有望」~「有望」、系統適応性検定試験では福島県で「有望」と評価された。 
、 糯品種では「カグヤモチ」に替わるものとして「ふ系糯234号」が耐病性・栽培特性に優れ、餅の食味、硬化性に優れるため、青森県、岩手県で「有望」と評価された。業務用低アミロース米としては、「ふ系228号」が「ねばりゆき」より穂いもち病抵抗性が強く、アミロースの年次変動が極めて小さく、多収であることを確認し、「有望」と評価された。
カテゴリ いもち病 かりん 経営管理 直播栽培 水稲 施肥 抵抗性 品種 品種開発 良食味

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