課題名 | 堆肥の肥効性を考慮したサイレージ用トウモロコシの減化学肥料栽培の確立 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター畜産研究所 |
研究分担 |
酪農飼料環境部 |
研究期間 | 完H21~25 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:牛糞堆肥の肥効率に基づくサイレージ用トウモロコシの新たな施肥基準を策定するとともに、肥効特性の異なる鶏糞堆肥を有効に組み合わせることによって化学肥料施用量を節減した低コスト栽培技術を確立する。 、計画:土壌中の窒素及びリン酸肥沃土の違いを反映したサイレージ用トウモロコシの新たな施肥基準を策定するとともに、野辺地町(畜産研究所所在地)と環境条件が異なる地域において施肥基準の適応性を検証する。 、得られた成果:1)牛糞堆肥を施用したトウモロコシ連作圃場において、土壌養分(窒素、リン酸)の蓄積過程が明らかになり、それに基づく施肥量が明らかになった。2)五戸町及びむつ市において、上記施肥法に基づく減肥栽培の実証試験を行い、概ね想定どおりの結果を得たことから、新たな施肥基準が県内主要畜産地帯で適用できることを明らかにした。3)以上より、土壌養分状態に基づく合理的な施肥法が明らかとなり、新たな施肥基準を策定した。 、成果の受け渡し先:県の普及する技術として指導者や生産者に情報を発信し、普及拡大を図る。 |
カテゴリ | 肥料 栽培技術 施肥 低コスト とうもろこし 鶏 |