課題名 | 木材を微粉砕して原料とする牛の木質飼料ペレットの研究開発のためのプロジェクト |
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研究機関名 |
秋田県畜産試験場 |
研究分担 |
飼料・家畜研究部 |
研究期間 | 完(H23)~(H25) |
年度 | 2013 |
摘要 | (目的) 、 間伐材から牛の飼料を開発することにより、未利用材のバイオマス資源としての新たな用途開発を行い、秋田の林産業を活性化すると共に畜産経営を安定化させることを目的とし、安全で有効に乳牛に給与するための飼料設計を行う。 、(計画) 、1)エネルギー飼料評価試験 、2)乳量引き上げ効果試験 、3)セルロース系濃厚飼料特徴探索試験 、(成果) 、1)乳量30kgレベル、60日間の代替給与試験を実施。木質飼料ペレット給与後約14日間乳量の低下が認められるものの、その後増加回復し、試験前と同等の乳量レベルを維持し、乳成分および血液生化学性状の変化は認められず、エネルギー飼料として利用されると推測された。 、2)8週間の給与試験を実施。給与1週目に乳量の低下が認められたが、その後2週目からは増加に転じ、試験開始前より高い乳量も一時示した。しかし、その後は徐々に減少したため、乳量引き上げ効果は、明らかに出来なかった。 、3)人為的にルーメンアシドーシスを誘引。配合飼料との代替率を50%とすることで、既存デンプン系濃厚飼料に比べ、pHの低下が抑制された。 |
カテゴリ | 経営管理 飼料設計 乳牛 |