アユ資源有効活用試験(人工種苗と天然種苗を組み合わせた放流モデルの構築)

課題名 アユ資源有効活用試験(人工種苗と天然種苗を組み合わせた放流モデルの構築)
研究機関名 愛知県水産試験場
研究分担 冷水魚養殖グループ
研究期間 継H23~
年度 2013
摘要 [研究の背景・目的]
、「愛知産アユ」の放流種苗としての評価と,天然遡上アユの資源評価を行って,「愛知産アユ」と天然遡上アユを組み合わせた放流モデルを構築する。
、[本年度の目標]
、・豊川系F5,交雑系F1(豊川系F4♀と矢作川系F1♂)について,冷水病抵抗性及び実験水槽でのなわばり性評価の試験実施する。
、・豊川のアユ資源評価のため,遡上から産卵までの期間において定期的にサンプリングを行い,体サイズの把握,側線上方鱗数及び下顎側線孔数から天然魚と放流魚を識別し,その割合を調べる。また,アユ釣り大会での釣獲尾数,産卵場でのコロガシ釣りから,アユのCPUEを求める。
、[結果の概要]
、・豊川系F5の冷水病抵抗性は,豊川系F3やF4と同等で,著しく低下することはなかった。また,交雑系F1は豊川系F5に比べ,若干の改善が認められた。
、・豊川系F5,交雑系F1のなわばり性は,ともに今年の木曽川系より強く,豊川系F5,交雑系F1とでは,豊川系F5が強かった。(木曽川系<交雑F1<豊川系F5)。
、・4月~6月に牟呂松原頭首工魚道で遡上魚のサンプリングを6回,5月~9月に「松原」で流し針釣り及び網捕りでのサンプリングを4回,「牛渕」で友釣りでのサンプリングを4回行った。
、・松原,牛渕とも昨年度よりも全期間を通じてサイズは大きく,生息密度が昨年度よりも少ないことが影響していると考えられた。松原では放流魚の割合は3~9%程度であった。牛渕では放流魚の割合は,解禁当初はすべて天然魚で,その後,6~23%程度であった。
、・アユ釣り大会(8/18)は,渇水と高水温のため河川状態が不良で,CPUEは2.19尾/人/hであった。また,コロガシ釣り(10/31)のCPUEは,58.5尾/人/hであり,24年度(43尾/人/h)よりも高かった。
カテゴリ 抵抗性

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