ブドウのチャノキイロアザミウマの防除対策の確立

課題名 ブドウのチャノキイロアザミウマの防除対策の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 病虫
研究期間 継(H24~H26)
年度 2013
摘要 岡山県特産のブドウにおいて、チャノキイロアザミウマに対する薬剤散布量の低減や散布労力の軽減を目指した防除対策を確立する。これまでの結果、以下のことが示唆された。1)1月加温「アレキ」ハウスにおいて、チャノキイロアザミウマはハウス内で越冬し、5月下旬に幼虫が樹上で増殖し、6月下旬以降に成虫の発生盛期となる、2)3月加温「アレキ」ハウスにおける成虫の発生盛期は7月下旬以降、3)「瀬戸ジャイアンツ」の無加温ハウスにおいて、4月にハウス外で発生し、世代交代を経て7月下旬に発生盛期を迎える、4)「アレキ」で問題化している果頂部の白斑を伴う「へそ黒」症状は、ネギアザミウマの加害により生じ、3月加温栽培では6月上旬から7月上旬に薬剤散布を行うことで発生が抑制される、5)黄色粘着式トラップの設置場所が誘殺数に及ぼす影響を検討した結果、棚下に比べて棚上での誘殺数が有意に多い、6)チャノキイロアザミウマに対して感受性が高い薬剤を選抜した。合成ピレスロイド系剤及びネオニコチノイド系剤は同一系統の薬剤であっても感受性が異なった等。
カテゴリ ねぎ ぶどう 防除 薬剤

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