課題名 |
促成栽培ナスのミナミキイロアザミウマに対する新たな天敵を組み合わせた総合防除体系の確立 |
研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所
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研究分担 |
病虫
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研究期間 |
継(H25~H27) |
年度 |
2013 |
摘要 |
県南部の促成ナス産地において、ミナミキイロアザミウマは薬剤感受性の低下により防除効果が低下しており、今後は化学農薬のみに頼った防除は難しくなると予想される。そこで、市販天敵のスワルスキーカブリダニと新たな土着天敵として注目されているタバコカスミカメを組み合わせたミナミキイロアザミウマの安定的かつ効果的な総合防除体系を確立する。これまでの結果、以下のことが示唆された。1)天敵スワルスキーカブリダニ、タバコカスミカメの各単用では果実被害を抑制しきれなかったため、併用が必要、2)スワルスキーカブリダニとタバコカスミカメを同時に温存するためのバンカー植物としてスイートアリッサム及びスカエボラが適している、3)ナス株間に定植したスカエボラの茎を切断することでスカエボラ上のカブリダニ類をナス株上へ誘導することが可能等。
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カテゴリ |
病害虫
栽培技術
タバコカスミカメ
土着天敵
なす
農薬
防除
ミナミキイロアザミウマ
薬剤
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