課題名 | オリーブの低コスト省力生産体系の確立 、3 土壌管理・防除技術の省力化の検討 、(2) 防除技術の検討 、1)炭疽病の発生および防除時期に関する試験 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
小豆オリーブ研究所 |
研究期間 | 継H22~H26 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:国産オリーブオイルの需要拡大に対応するため、低コストで省力・安定生産が可能な栽培体系を確立する。 、成果:1)1回目防除(3/28)にICボルドー、2回目防除にペンコゼブ水和剤を開花直前(5/23)、開花終了直後(6/13)、幼果期(6/25)のいずれか、3回目防除にアミスター10フロアブル(9/11)に散布した結果、いずれの処理区も10月下旬頃から発病が増加し始め、11月下旬頃にピークとなった。開花前散布区と幼果期散布区がやや発病が少なかったが、開花終了直後散布区は無処理区よりも発病が多く、防除効果は判然としなかった。 、2)炭疽病の感染と発病を調査したところ、花序は感染が認めらなかった。果実への感染は6月下旬の幼果期から認められたが、果実の発病は着色が始まった10月下旬頃から増え始め、成熟が進むとともに発病果率が高くなった。 、3)セイビアーフロアブル20の炭疽病に対する防除効果は、アミスター10フロアブルと比較してやや低かったが、無散布区と比較して効果が認められ、薬害もないことから実用性はあると考えられた。 |
カテゴリ | オリーブ 栽培体系 需要拡大 省力化 炭疽病 低コスト 防除 |