課題名 | 草地資源を活かした総合的肉用牛放牧技術の構築 |
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研究機関名 |
熊本県農業研究センター |
研究分担 |
草地畜産研究所 |
研究期間 | 継H24~H27 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:阿蘇地域の飼料基盤である草地を利用した、草地管理から牛肉生産までの、循環可能な、低コスト肉用牛生産技術を開発する。 、計画:1)簡易草地造成法を活用した草地更新技術の検討、2) 親子放牧を活用した発育性の高い子牛哺育技術の検討、3)繁殖生産性の高い親子放牧技術の検討、4) 放牧を利用した国産飼料利用率の高い肥育技術の検討をおこなった。 、成果:1)乾物収量は、同じ種子量でも格子状播種の方が多くの収量を得られたが、有意な差ではなかった。2)3)親子放牧における哺乳制限による影響は、全ての項目で認められなかった。4)放牧体系で生産された褐毛和種去勢牛は、28ヶ月齢までに700kgに達し、配合飼料多給肥育よりも濃厚飼料を概ね1t削減でき、その肉質は、脂肪の蓄積が少なく、皮下脂肪にβカロテンが蓄積される特徴を持つ。 |
カテゴリ | 低コスト 肉牛 播種 繁殖性改善 放牧技術 |