課題名 | 植物に誘導抵抗性を付与するシグナル物質の探索 |
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課題番号 | 2012020546 |
研究機関名 |
(独)農業生物資源研究所 |
研究期間 | 2008-2012 |
年度 | 2012 |
摘要 | 青枯病、立枯病及びネコブセンチュウによる病害の抑制物質として同定されたスクラレオールで処理した植物(トマトやシロイヌナズナ)根では、内生リグニン含量が増加した。加えて、リグニン生合成経路遺伝子の欠損シロイヌナズナ変異株では、スクラレオールによって誘導される病害抵抗性が減衰したことから、スクラレオールによる病害抵抗性誘導に対するリグニンの重要性が明らかになった。スクラレオールの実用化の可能性を検証するため、灌注接種法によるトマト青枯病への防除効果を調べたところ、中程度の防除効果を示した。 |
カテゴリ | 青枯れ病 立枯病 抵抗性 トマト 病害抵抗性 防除 |