課題名 | 近縁種テオシントから不定根形成能を導入した耐湿性とうもろこし品種の育成 |
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課題番号 | 2012020992 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2012 |
摘要 | NIL由来BC1F5世代138個体および元のNIL系統とMi29について、自殖を進めるとともに、熟期および雌穂の調査とSSRマーカーによるQTL領域の固定度、雌穂サイズと熟期により12個体を予備的に選抜した。またこれらをNa50、Mi47と交配して次年度用のF1種子を得た。耐湿性検定は、5月下旬播種で6.5葉期から2週間の湛水処理が適当と確認された。NILを片親にしたF1の水田圃場における収量性は通常のF1と同程度であったが、湛水処理直後で地表部不定根の密度が高い傾向にあること、不定根角度は浅くなっていることから、導入QTLは水田圃場において効果を発現していると推定された。 |
カテゴリ | 水田 耐湿性 とうもろこし 播種 品種 |