課題名 | 稲発酵粗飼料、飼料用米の機能性成分を活用した乳牛の酸化ストレス低減化技術ならびに高付加価値牛乳生産技術の開発 |
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課題番号 | 2012021071 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2012 |
摘要 | 稲WCSに含まれる機能性成分(α-トコフェロール)による生産物への付加価値化に関する検討を目的に実施した泌乳牛の試験では、稲WCSを給与して得られた生乳はチモシー乾草のそれに比べて、ラジカル発生試薬を用いた評価では酸化抵抗性の高い生乳であることが認められた。 昨年度、機能性成分(プロアントシアニジン、アントシアニン)含有量や抗酸化活性の程度が明らかとなった有色米の10品種において、飼料価値を評価する目的で実施したナイロンバック試験では、各第一胃内分解パラメータや有効分解率は対照米(色素を含まない米)と同程度かやや劣ることが明らかとなった。また、機能性成分含有量、アミロース含有量および第一胃内分解パラメータの間に有意な相関係数は認められなかった。 |
カテゴリ | 機能性成分 高付加価値 飼料用米 抵抗性 乳牛 品種 |