課題名 | 乾乳牛向け発酵TMR調製技術の開発 |
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課題番号 | 2012021096 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センター |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2012 |
摘要 | ①刈遅れ乾草を材料とする乾乳牛向け発酵TMRについて発酵品質、採食性、消化性を調べたところ、発酵品質、自由採食量は通常刈り乾草を用いる対照区と差がなかった。ルーメン内消失率は調製直後TMRと比べて給与前に高く、24時間以降逆転したものの72時間までに差が縮まった。発酵TMR調製により採食量が増加するので、可消化養分の摂取量が減少することはないと推察された。以上の結果から、刈り遅れ乾草は乾乳牛向け発酵TMRの材料として有用であることが示された。 ②濃厚飼料をイアコーンサイレージ(ECS)で代替して調製した乾乳牛向け発酵TMRの嗜好性は、濃厚飼料を用いる場合に比べて著しく良好であった。 |
カテゴリ | イアコーンサイレージ 乳牛 |