放牧認証取得による高付加価値化に向けた健全な放牧肥育素牛育成技術の高度化b. 放牧管理技術と衛生プログラムによる総合的なマダニ対策技術の高度化

• 課題番号: 2012021109
• 研究機関名: 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所
• 研究期間: 2010-2012
• 年度: 2012
• 摘要: 3年間にわたる放牧場における放牧条件やマダニ生息数調査を通じたマダニ対策の問題点の整理・解析から、より効果的なマダニ対策として、①薬剤投与において放牧地を集約化するなど放牧頭数、放牧地面積を勘案することの重要性、②薬剤の継続使用の重要性、③休牧の有効性、④野生動物の侵入防止の重要性などを明らかとした。これらより薬剤使用が中心の従来のマダニ対策に草地・放牧管理技術の観点が加わり、放牧における総合的なマダニ対策技術が可能となった。
• カテゴリ: 管理技術 高付加価値 肉牛 薬剤