省エネルギーのための多目的ヒートポンプシステムを用いた総合環境制御技術の開発

課題名 省エネルギーのための多目的ヒートポンプシステムを用いた総合環境制御技術の開発
課題番号 2012021280
研究機関名 国立大学法人 千葉大学
研究期間 2010-2014
年度 2012
摘要 (1) ヒートポンプ(ルームエアコン、以下HP)の運転台数を、暖冷房負荷に応じて自動的に決定する「台数制御ソフトウェア」のプロトタイプを開発した。この課題は、狩野敦特任教授および村上崇樹研究員が主に担当し、千葉大学・柏の葉キャンパスの二次育苗棟において実施した。
(2) 暖房デグリーアワーと室温設定値の関数として、HP暖房と灯油暖房の暖房費用を、初期設備費の大小をも考慮して、検討した。この課題は、関山哲雄特命研究員が主に担当して、千葉大学柏の葉キャンパスの太陽光型植物工場(トマト)で実施した。
(3) 柏の葉キャンパスの二次育苗棟に設置し、稼働中のHPの成績係数(COP)の連続測定装置(電力中央研究所が開発、千葉大学が協力)を用いて、冷房負荷等に応じた成績係数の変動を連続的に測定した。この部分の協力は、関山哲雄、村上崇樹、古在豊樹が担当した。        (4) HPの成績係数を温室内で連続的に計測する装置は順調に稼働している。そして、成績係数は最大負荷率の60~70%程度の時に最大となることが示されている。
(5) 冷暖房負荷に応じて、HPの運転台数を暖冷房負荷に応じて決定するアルゴリズムを開発し、実測を行い、その問題点を検討した。そして、台数制御ソフトウェアの改良法を見出した。
カテゴリ 育苗 環境制御 省エネ・低コスト化 トマト ヒートポンプ

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