| 課題名 | 唾液腺上皮細胞株を用いた唾液腺機能障害におけるイソフラボン効果の検討 |
|---|---|
| 課題番号 | 2012021357 |
| 研究機関名 |
京都府立医科大学 鶴見大学 |
| 研究期間 | 2011-2013 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 「唾液腺上皮細胞株を用いた唾液腺機能障害におけるイソフラボンの効果の検討」 ・エストロゲン受容体(ER)のcDNA領域をPCR法にて増幅し、T-vectorに組み込み塩基配列を確認した後、レンチウイルス発現ベクターの、CSII-CMV-MCS-IRES-hrGFPに組み込み直してER発現レンチウイルスベクターを作出し、pCAG-HIVgpおよびpCMV-VSV-G-RSV-Revと共に293T細胞に遺伝子導入し、組換えウイルスを作成した。 ・作成したER発現組換えウイルスをヒト唾液腺上皮細胞株、HSY細胞に遺伝子導入し、ER安定発現細胞株を作出した。 「更年期のドライマウス患者におけるイソフラボン効果の検討」 ・ 健常人、ドライマウス患者を対象にイソフラボンのサプリメント(ネイチャーメイド 大豆イソフラボン25mg/粒)を1日1粒、2ヶ月間摂取を行い、摂取前、摂取後の唾液分泌量、唾液中のエクオール、酸化ストレスマーカーの測定を行い、比較検討を行った。その結果、ドライマウス唾液分泌量の亢進が認められた。試験前後の唾液中の8-OHdGおよびHELに減少傾向を認めた。唾液中のイソフラボンの代謝産物は、ダイゼインとゲニステインに増加が認められたが、エクオールは減少していた。エクオールは検出範囲内の検体が少なく、検出されたものに関しても微量であった。健常人では弱いながらも唾液分泌の増加傾向を認めた。また、酸化ストレスマーカーの8-OHdGとHELは減少傾向を示した。イソフラボン代謝産物は増加傾向にあった。 ・ 更年期健常人を対象にケルセチン低含有およびケルセチン高含有タマネギを1日200g、5日間摂取後の唾液分泌量、唾液および血漿中のケルセチン、酸化ストレスマーカーの測定を行い、比較検討した。その結果、両者とも摂取後に唾液分泌量の亢進が認められた。また摂取前後の血漿、唾液中の酸化ストレスマーカーを測定したところ、血漿中の8-OHdG値に減少傾向が認められた。また、タマネギサンプル中のケルセチン量は1.5?2倍にとどまっていた。更年期以降の唾液分泌量の比較的少ない被験者を対象に同様の試験を行った結果、両者とも唾液分泌量の亢進が認められた。この時に摂取したタマネギ中のケルセチン量は約2.5?3倍程度であった。また血漿中の酸化ストレスマーカーPRLがケルセチン低含有、高含有摂取群ともに低下していた。 |
| カテゴリ | 大豆 たまねぎ |