課題名 | リンゴ有機栽培実践園の病害虫防除体系を再現した試験圃場における病害虫発生抑制要因の解析 |
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課題番号 | 2012022190 |
研究機関名 |
(独)農研機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2009-2012 |
年度 | 2012 |
摘要 | 果樹研究所リンゴ研究拠点内に設けたK園摸倣区(K園における栽培管理方式を摸倣した試験区画)の病害虫発生動向ならびに樹体生育状況を転換4年目まで調査するとともに、K園で使用されている食酢(清泉-15)および袋掛けが病害虫発生等に及ぼす影響を検討した。K園摸倣区では転換4年目においても黒星病、褐斑病が多発して早期落葉し、さらに、リンゴハマキクロバやカイガラムシによる被害が無視できないレベルまで増加した。しかしながら、転換後の年数経過とともに落葉程度が少しずつ緩和される傾向が認められた。シンクイムシや病害(すす斑、すす点病等)による果実被害は早期(6月上旬)の袋掛けにより抑制できた。食酢及び農業用玄米酢(バイオトップ)の各種病害虫に対する防除効果はほとんどないと考えられた。 |
カテゴリ | 有機栽培 害虫 きく 黒星病 栽培技術 病害虫防除 防除 りんご |