課題名 | キュウリ周年多回転養液栽培システムの開発と実証 |
---|---|
課題番号 | 2013023468 |
研究機関名 |
国立大学法人 千葉大学 カネコ種苗株式会社 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2013 |
摘要 | 肥料の施用方法については、慣行法、窒素分施法でほぼ同様な生育、収量となった。しかし、窒素分施法ではCaやSO4の集積によるECの上昇が見られ、肥料バランスの検討が必要と考えられた。また、リン酸過剰による白化症状が発生し、窒素施用を適切に管理するとともに、pH調整剤に肥料成分が含まれる場合には注意する必要があると考えられた。 品種についてはいくつか検討したが、さらに作型、栽培時期毎に適する品種を選定していく必要があると考えられた。ミニキュウリや食味が良いとされる四葉系品種、イボなし品種なども、市場性も含め検討する必要があると考えられた。 環境制御では特に湿度、CO2の影響が大きいと考えられたが、具体的な管理基準、方法の検討を進めるとともに、生育、収量だけでなく、作業環境も考慮した制御方法を検討する必要があると考えられた。 |
カテゴリ | 肥料 環境制御 きゅうり 品種 養液栽培 良食味 |